結局、JGC2002には行かずに家で寝てました。会場が狭かったそうですが、それは主催側が予想しているよりもボードゲーム希望者が多かったということなのでしょうか。TRPGやTCGとは違って手軽さが受けたのかも知れませんね(事前にシナリオを用意したり、デッキを作ったりする必要がないですから)。
JGCに参加された方のレポートが各所でアップされていたので、それらのまとめです。プレイスペース広島さんが自腹出張でその速報がBBSにアップされています。それによると、「AGマガジン2号:10月末に発売見込み。リプレイやボードゲームページを増量の方向」とのことです。1号がほぼカタログでしかなかったことを考えると良い方向ではないかと思われます。
2ちゃんねるの「JGC感想スレ」によると、「『安田均先生と遊ぶ懐かしのボードゲーム』というイベントで遊ばれたゲームはアクワイア」「『Domingo』という数字カードを揃えるシンプルなカードゲームが会場先行発売ということで1000円で販売していた」とのことです。
バーチャルネットさいころ・だいす6面体さんによると、「『デモンスリンガー2』のカードを使ってピット(?)をやっていた」とのことです。
たのしくあそぼうてーぶるげーむさんによると上記の情報の他に、「サンセット・ゲームズの『Apples to Apples』の発売は今冬」「ボードゲーム広場は狭い(定員40名に90名近く居たらしい)」とのことです。
「イコールカード」の遊び方はサイトの方に書かれています。現在は「イコール5」が書かれています(「UNO式」が9月に追加された模様。「UNO」って単語使っても大丈夫なのかしらん?)。「イコール5」はカード5枚で等式を作るゲーム。配られた5枚のカードを手札を交換して強い役を作ります。5枚のうち1枚は裏面の「等式(=)」として使うので5枚のうち4枚で役を作ればよいわけです。少し前に話題にした「アルゴ」よりも計算要素が強いゲームです。こちらのゲームもルール募集しているので興味のある方は連絡してみてはいかがでしょうか。
ブロクスについては、今日から始まったJGC2002の方で何か発表とかあるのでしょうか(去年のエポックみたいに)。あと、カタン大会レポートリンクに1件追加しました。
そういえば、今月上旬に某ショップの掲示板に「ブロクス」の日本語版が9月に発売になるという話がありましたが、どうなったのでしょうか? そろそろ何か情報があってもいい頃ですよね?
「テーブルゲームスタジアム」には、カプコン、ホビージャパン、ブロッコリーの3社が出展ということなので、カタン、マジック・ザ・ギャザリング、アクエリアンエイジということでしょうか。
久しぶりにコラムっぽいものを書いたら、ひたすら長文でかつ何が言いたいのかはっきりしない文章になってしまいました。
コスモス版(やトライソフト版)の「カタンの開拓」と、カプコン版の「カタン」の違いについて、公式サイトでは、ルールに変更はなく、変更点はコンポーネント関連だけとのことでしたが、本当にそうでしょうか。「見たところ、資源産出の数字がありえないことになっていた」と書かれていますが、これはおそらく「赤い数字(6、8)が隣接している」「同じ数字が並んでいる」ということを述べているのでしょう。コスモス版などではこれらは起こらないですし、海カタンとかでも赤いチップは隣接しておかないというルールがあるので、コスモス版になれていると非常に違和感のある変更点であるといえます。
ではこの変更で何が変わったのかというと「運の要素が非常に高まった」といえるでしょう。まず「赤い数字の隣接」によって、手番順の運が高まりました。赤い数字が2つ隣接している場所があるだけでも1番手が有利になります。特に赤い数字2つと「5か9」というポイントが有れば、1番手の有利さはこの上ないものでしょう。先行販売版ではこういう配置(赤い数字2つと「5か9」)は再配置だったのですが、結構高い頻度で発生するため、カプコン版のウリであった「セッティングに時間がかからない」というのがウソになるからか変更になったのですが、その結果、手番順の運の要素がさらに高まったのは確実でしょう。
そしてもう一つの問題点は「同じ数字が並ぶ」こと。同じ数字の地形が並んでいる中点に開拓地や都市を置くとその目が出た場合にそのプレイヤーに多くの資源を与えます。特にその地形が「木と土」や「麦と鉄」といった使いやすい組み合わせだった場合にはもう目も当てられませんし、その数字に絡んでいるのが1人だけの場合でサイコロの目が偏った場合もどうすることもできません。コスモス版であれば、数字が散らばっているので1人だけ資源を貰うことはそれほど起こらない(少なくともカプコン版より起こらない)ですし、仮に一人だけ貰う場合でも一度にそれほど多くの物資がもらえるわけではないのでそれほど大きな影響はないと思います。それに対してカプコン版では、その目が出ると自分だけ多くの物資、出ないとまったくなしというギャンブル性が高い展開になりかねないのではないかと思います。サイコロを振る回数があれだけではある程度偏ってもそれは確率的にはまったくおかしくないことを考えると、その目の「偏り」が発生して序盤で一人だけ独走という展開になってもおかしくないわけです。
さて、コンポーネントの変更で最も気になるのは「カプセルダイスの使用」でしょう。先行販売版ではサイコロが小さく角が角張っていたのですが、全国販売版では角を丸くする分、サイコロ自体を大きくしました。その変更で、角の丸さやサイコロの大きさから振り直し率が高まったという欠点が発生しています。それよりも気になるのが、「本当にサイコロが回っているのか」という点。サイコロを振るのは独立試行であり、その前にどの目が出ていたのかは次に出る目に影響を与えないわけですが、このカプセルダイスを使用しても本当に独立試行であるのかというと疑問です。サイコロ自体も大きくなり、サイコロがちゃんと回るのでしょうか。例えばサイコロの目が「1と1」の場合に、次に振った目が「6と6」になる確率が本当に1/36なのかは正直疑問です。もし独立試行でないのであれば「偏り」が発生しやすいことになります。
カプセルダイスについては実験結果がないので断言はできないのですが、少なくとも「数字チップのランダム配置が運の要素を高めている」という部分は間違いないと思います。運の要素が高まった結果、なんか大味なゲームになってしまったような気がするのは私だけでしょうか。
今週末に行われるJGC2002へ参加する上でのポイントが書かれています。興味のある方はご覧になられてはどうでしょう?
とりあえず、カタン大会関連リンクの追加を行いました。それ以外の分の更新はまたのちほど。
気づけば今週末はJGC2002です。以前はパンフレットを持っていれば何日でも(って2日ですが)当日参加可能だった気がしたのですが、いまは1日1500円となっているのですね。行くかどうか悩み中です。その前にプエルトリコ新建物の方を考えないとなぁ。
カタン大会のリンク追加しました。あと数日は見つけ次第追加していく予定です。
Table Games in the Worldさんの「メビウス訳アーカイブ」が更新されました。今回はHans im Glück製品が18タイトル分のアップされています。
プレス関係:カタン公式サイト(カプコン)、ゲームスポット、ゲームウォッチ、電撃オンライン、ゲームサイトeg/CNET(この2件は内容がまったく一緒です)、Game Magazine
個人サイト:西湘ボードゲームサークル(のごさん)、K.G.B.(るてんしとさん)、たのしくあそぼうてーぶるげーむ(鷹村ナクトさん)(8/25)、TECHSIDE(8/25)、ゲーム会MYMY
カタン大会へ行って来ました。一日に同じゲームを何度もやると記憶がごちゃまぜになっちゃいますね。そんなあやふやな記憶の元でのレポートです。
いつも通り時間ぎりぎりに家を出発し、会場へ着いたのは11時50分過ぎ。会場はコマ劇場会館の8階のため、エレベーターで上がるのですが、このエレベーターの待ち列にはなにやらボードゲームを普段やら無そうな雰囲気の方々が居たんですよ。まあ、他のフロア(ボウリングとか)の客が間違えて並んだのかとか思っていたのですが「羊がさぁやっぱりいい」だの聞こえた時にはさすがに驚かされてしまいました。
会場へ入ってまずは抽選をし、参加賞を受け取る。参加賞はカタンのロゴ入りのケースと、クリスタルブルーのカタンのコマ1人分でした。これだけでも参加しただけの価値があるというものです。会場に入ると予想外に人が多くて驚かされました。正直なところ、1回戦負けた時の敗者復活枠は一体どれだけ多くなるのか心配していたというのに、無駄な心配だったようです。とりあえず一度席に着いてから挨拶回りへ。K.G.B.のるてんしとさん、rAdio-AktiVの益田ラヂヲさん、西湘ボードゲームサークルののごさん、ボードゲーム道のよ〜さん、たのしくあそぼうてーぶるげーむの鷹村ナクトさん、せりあど連絡ぺーじ(仮)のせりあどさんにお会いしご挨拶するも、時間ぎりぎりに入った私には時間のゆとりもなくほとんど話すことなく、その場を去るのでした。
挨拶回りを終え、自分の席に着く。その卓にいた人と特に話すこともなく、ぼーっと開会式待ち。開会式は予定より10分遅れで12時40分に始まったのですが、開会式はつっこみどころ満載。生演奏で始まり、教育番組か通販番組みたいなやりとりのカタンフラウ、「カタンを打つ」という言葉、どういう理由でかは分からないシード選手の本多彩子ら女性タレント4名などなど。さきほどまでほとんど会話の無かった私の居た卓でしたが、開会式へのつっこみで一気に和気藹々となりました。そういう意味では感謝しています。そして、1時過ぎ、1回戦が始まったのです。
賽の目で席順を決めるのですが、物の見事に4番手。カプコンカタンでは、赤い数字(6、8)が隣接しても良いというルールであるため、隣接した赤い数字の個数がそのままプレイ順の有利不利を発生させます。もし1カ所なら1番手有利でしょうし、2カ所あれば2番手も結構おいしいはず。4番手としては隣接する場所がまったくない方を望んでいたのですが・・・2カ所ありました。あと焦ったのが、昨日1分1初期配置でプレイしたときは1分は長いとか言ってたのですが、なんか今日は非常に短く感じられます。結局2回とも時間ぎりぎりに置くことになってしまいました(時間にゆとりがあったとしてもぎりぎりに置きますが)。
プレイでは大会だというのに無駄話をしながらのプレイで楽しむことができました。この無駄話というのは実は重要でして、その場の会話の中心にいることでその場の状況を支配しやすくなるというメリットがあります。今回は特に早いうちから他のプレイヤー(2番手)が発展していたので、誰を叩くべきかみたいなことの世論形成をしていったわけです。自分が有る程度点数を伸ばしたら、それもきちんと伝えることで信頼を得ていくという戦い方です。
2番手があと1点という状況下で追い上げてぎりぎり勝つことができました。チャンスカードの引き運次第だっただけに勝ててほっと致しました。正直なところ、サイトにおもちゃショーで勝ったとか書いてたから、1回戦で負けたらどうしようとか思っていただけにほっと一安心です。
2回戦は3番手スタート。1番手の人が日本カタン協会(というサークル)の人で、2番手が電撃オンラインのプレスの人、4番手の方はゲーマーっぽい方という卓でした。今回もまた2カ所で赤いチップが隣接していたのは正直辛かったですが、ゲーム内容はもっと辛いことになっていました。賽の目がやたらと「9」を出すのです。この「9」という数字は隣接していてその中心に建設していた1番手だけが順調に序盤を進めていきます。とにかく彼がもの凄く目立っていて対1番手という構図ができたのは良かったのですが、私も9点まで行ったところで息切れ。彼は「9」が出たらほぼ勝てるという状況だけにチャンスカードを引くという賭けに出たのですが、1点を引くことなく山札がなくなってしまいました。またソルジャーの方も全て使っても騎士王と同数で点にならない状況。チャンスカードがなくなった時点で私の負けはほぼ確定。結局、1番手と私がお互い牽制しあっているうちに4番手の勝利で終わったのでした。
負けの原因はチャンスカードに頼ったことでした。一度でも9が出たら終わるという状況下で道2本+開拓地という選択は、土が出ない私はさすがに選べませんでした。
さて、負けた以上は仕方がないので、バトルロイヤルへ。まず最初はカタンフラウが1人入ってのプレイだったのですが、このカタンフラウがちょっとドジなのか地図が読めないのか、何度と無く建設のルール(隣接した場所には置けない)を間違えてました。実はカタンフラウとプレイするのって初めてだったのですが、がっかりです。プレイの方は、いつも通り自分ペースで無駄話などをしながら勝利(一応言っておきますが、無駄話をするのはあくまで勝つためでなく、ガチガチの競技カタンでなく和やかで楽しいプレイがしたいからですからね)。
バトルロイヤル2戦目はいつもプレイしている知り合いと勝負することに。この回、意外なプレイヤーを見てしまいました。とにかく早いうちから無駄な道(一応一筆書きになっていますが)をどんどん引いて、点数が上がるのを楽しんでいるプレイヤーが居たことです。そもそも道王が一筆書きで数えることが分かっていなかったあたりからするとプレイ経験が浅い方だったと思います。初心者は誰がトップかとかあまり考えずにプレイされるのでちょっと辛かったですね。結局知り合いの勝利でした。
最後にプレイした卓なのですが、電波さんとプレイするのはやはり辛いです・・・。この電波さんは序盤から出目に恵まれ、1対3という構図になったのですが、序盤のリードをそのまま活かして彼の勝利でした。
って振り返ると2勝3敗(負け越し)という散々な結果でした。
さて、そのころ、決勝卓が行われていました。片方の卓では中学生・永井優馬くん(カタンフリークスに出ている永井遼くんのお兄さん?)が勝利。もう一方の卓では、のごさん、かなさん(カタンフリークスにて掲載されている人で、ゲーム会MYMYの方です)、バンガードミッションの人、日本カタン協会の会長といったメンバーで、バンガードの方が勝利を収めていました。どちらも目立ったプレイヤーが他のプレイヤーに叩かれ、その間に他のプレイヤーの勝利という展開だったみたいです。ちなみに面白いなぁと思ったのは、決勝卓の様子を手元のコマで再現していたり、棋譜(っていうのかな?)を取っている方が何名かおられたことでしょうか。
大会終了後、決勝で負けたのごさんを囲んでの飲み会が行われ、カタンフラウについて熱く語っていた私が居たのでした(参加者7人の中で唯一しらふだったんですが、そんなに熱く語った記憶がないんですよねぇ)。
大会の方を振り返ると、まずルールが当日まで明確でなかったのは問題だったと思います。特に1プレイの時間が75分と90分では大違いです。しかもその情報は、最初発表時は90分、8月になって75分に変更され、大会開催2日前にサイトの方でこっそりと90分に変更されていたのはどうかと思います。また、カタン事務局へ電話したときも情報がかなり錯綜していて、タイムアップで同点の場合はどうなるのですか?という私の質問に、「審判が何人か集まって柔道みたいに状況から勝者を判定する」という返事が来たのには驚かされました(これに関してはその後訂正されましたが)。開催3日前でこれで良いのか?と思った記憶があります。
続いて気になった点としてシード選手の存在でしょうか。2回戦へのシード選手が合計10名(女性タレント4名とその他にプレスや関係者などで行われた大会の勝者など6名がシードだったようです)も居たのはどうなのでしょうか。また、とにかく人を集めたかったのは分かるのですが、カタン歴1日という人とか居るのはさすがにどうでしょう? 初心者とプレイするのと経験者とプレイするのは大きく違いますからねぇ(初心者相手の方が何をしでかすか分からないという点で戦いにくい。特にトップだろうとなんだろうと気にせずに交渉したりするからね)。
プレイヤーの方では、建設するときや交易するときにカードをそのまま山に置いて建設(交易)を宣言する人が多かったのが印象的です。バトルロイヤルではまあそれほどガチガチにやる必要はないと思いますが、2回戦でそれをやられた時にはちょっとどうかなと思いましたね(実際、何枚置いたか怪しいときがあって審判を呼ぼうかと思いましたもの)。
まあいろいろ問題点もあったと思いますが、これだけの規模でゲームの大会を開けるというのはすごいことですし、こういう大会がゲーム関係のサイトや雑誌で広まっていくことでボードゲームの認知度が高まれば良いなぁと思います。もし来年、第2回が行われるのであれば、また参加したいと思います。
お久しぶりです。約3週ぶりの更新となりました。某夏の祭りの準備やら、その間にため込んだ仕事の処理やらで、気づけば8月下旬です。とりあえず昔の分を補填しながらの更新です。
開催間近の「カタン大会」に関する情報をまとめてみました。ここに掲載する情報はwebサイトや大会事務局へ電話したときに聞いた情報などをもとに作成していますが、当日変更にならないという保証もないので、間違っていたり変更になっていたりする可能性があることは覚えて置いてください。
「開場時間は11時」で、「入場の締め切りは12時」です。ですので参加する人は12時までに「開場の歌舞伎町クラブハイツ」へ行きましょう。今回「当日参加枠がある」のですが、「当日参加枠の定員は12時の時点で判断される」と思われます。そして「12時30分までに卓が決まる」みたいで、その卓で「12時30分からの開会式」へ参加することになります。開会式では「ルールの説明が行われる」らしく、その場で「タイムアップで同点の場合に『開拓の度合いで判定する』についての説明がある」そうです。
「13時に1回戦開始」。基本的には「端数を出さずに全ての卓が4人でプレイする」ことになります(端数分が当日参加枠ということです)。また「1ゲームは90分」で行われます。「初期配置は1手番で1分以内に行います。もし1分で置けなかった場合は、何も置かずに次の人の配置となります」。1度でも配置できないことがあるとそれだけでまず勝てないですし、もし2度とも配置しなかったら、無条件で負けが決定です。1ゲーム90分ですから「14時30分には1回戦終了」となります。「15時に2回戦開始」。ちなみに「もし端数が出た場合(おそらく128人そろっていない場合)は、1回戦の敗者から抽選で敗者復活が行われます」。1回戦で負けて、且つ敗者復活からも漏れた場合でも、「バトルロワイヤルを開催」します。これは、勝者には景品がでるというものです。「準決勝は16時30分開始」なので、もし2回戦をタイムアップまで戦った場合は休憩なしで準決勝へと進むことになります。「決勝は18時開始」。ここでの「勝者2名が日本代表」となるわけです。
サイトに書かれている情報と違っている部分(1ゲーム90分)とか、敗者復活などの聞いたことのない話題もありちょっと驚いています。
YS秋葉原で「カナンの開拓(The Settlers of Canaan)」が4800円で売られていたので即ゲットしました。
「カナンの開拓」は紀元前1200〜1230年頃のイスラエルを舞台にした「カタン」です。デザイナーはクラウストイバーではないので「カタン」というと多少は語弊があるかも知れませんが。マップは歴史シナリオやニュルンベルグと同様、固定マップです(ちなみに英語版では初の固定マップです)。というか、歴史シナリオ1のクフ王に非常に似た作りのゲームとなっています。
ルールは概ね通常ルールと同じ(違うのは最長交易路などが単独限定になったことぐらい)ですが、追加要素として、エルサレムに接する場所へ開拓地/都市が置いて有れば、土と鉄でエルサレムに石を置くことができます。また、自分の開拓地/都市がなくても、他人のプレイヤーの開拓地/都市と道で繋がっていればそのプレイヤーに資源カードを1枚渡すことで可能となっています(歴史シナリオ1のクフ王とほぼ同じ)。エルサレムに置いた石が単独1位の場合は2点+単独になったときに望んだ物資の専門港として利用できます。また、ボードには「現在の点数を示す欄」があり(宇宙カタンみたいに)、地形の中には「プレイヤーの望んだものが出る地形」(海カタンの「砂金川」と似ています)といったものもあります。開発カードは通常よりも枚数が多くなっていて、「サイコロを振る代わりに自分の開拓地/都市に接する麦の数×2枚、麦を手に入れる」(騎士カタンに似たものあり)や「他のプレイヤーの開発カードを見て1枚貰う」(カードカタンのスパイ)など新しいカードが追加されています。そして、最初に12点獲得したプレイヤーの勝利となります。
内容的には、クフ王をベースにして、いろいろなカタンを混ぜました、という感じが否めません。ただ、クフ王はマップが著しく偏っていたのでその辺のバランスが良くなっているなら良いかなとも思います。あと、エルサレムに置く「石」のチットのサイズが大きくてボードの所定の場所へ置きにくいのはなんとかして下さい。一応「ミスってしまったよ」みたいな紙は入ってましたが、だったら正しいサイズで作ってから出荷して下さいと思いました。
とうとう、TRPGカフェが正式オープンとなります。またオープン記念として23日にはD&D赤箱のセッションが行われるそうです。
まあ見所としては「カナンの開拓」ですかね。以前ちょっとだけ話題になった「カナンの開拓」ですが、発売されたみたいですね。カタンコレクターとしては、是非とも手に入れなくては。
問5は「初期配置を復元する」というものでした。ところでチャンスカードをアップしてくれるのは嬉しいのですが、どのカードかイマイチわかりにくくありませんか? 前の出題でも気になったのですが。
基本的にはキャンセル待ちのため、何人参加できるかは分からないそうです。それにしても「抽選で漏れた人」って居たのでしょうか?
東京ゲームショウ2002にて、トレーディングカードゲームやボードゲームの大会やトークショーを行うそうです。これはカプコンなどメーカー側の要望で実施を決めたのか、それとも参加人数の減少が言われている東京ゲームショウへの来場者数を増やすために新しい客層を呼び込もうとしているのか謎です。
今回のテーマは「すぐに遊べる楽しいゲームが最高?」で、「今年のゲーム大賞の流れは‘すぐに楽しく遊べるもの’が優勢」だったそうです。
それにしても、AGマガジンに続き、ここでも「ブロクス」の紹介をしているのですが、またブロックの数を間違えています(19枚ではなく21枚です)。仕事で紹介しているのだから少なくともそれくらい確認して欲しいと思うのは私だけではないでしょう。
幻冬舎のサイトによると、「マーメイドレイン」は11月末に発売になり、パッケージやカードのイラストに米田仁士氏を起用とのことです。
解答の方で、「資源をたくさん作れるということは、それだけ交渉のネタを多く作れるということにもなります。生めないものは、人からもらってくればいいのです」ってあるのですが、どう考えても羊では人から貰ってくることはほぼ困難だと思います。その盤面での資源の枯渇などから何が価値があるのかを判断する、みたいな話の出題なんだろうと思っていただけに意外な解答&解説でした。いうまでもないですが、羊で交渉ができるのは、相手が開拓地を作ろうとしているけど羊が足りない場合のみという狭い待ちですし、その交渉の結果、相手と差が離れるだけです。また専門港をとっても所詮2:1でしか交換できないし、それも手番でしか行えないので、資源を気にせず生産力だけで判断するべきではないと結論づけるべきだと思いました。
「送り雛は瑠璃色の」の発売が、クオリティ向上のため延期となりました。また、ゲームブックの持ち込みが一時中止となった理由が、持ち込み作品で出版対象として検討中の作品があるからと発表になりました。
持ち込み作品で出版対象として検討中の作品がある、というのは2ちゃんねるのゲームブックスレッドで話題になっていたのですが、あれは本当だったみたいですね。新しい作り手が現れないとその文化はなくなってしまうわけで、そういう意味では、新しい作り手が現れる(と思われる)というのは喜ばしいことです。
グループSNEのサイトにてイベントレポートがアップされました。幻冬舎コミックスのサイトにアップされたものよりも文字は多い代わりに、写真がまったくなかったりしますが。新たに分かったことは、6月のイベントレポートで予告されていた「マーメイドレインのテストプレイ」は行われなかったことでしょうか。まあどうでもいいですが。
「初期配置でどこに置きますか?」という問題。3番手なので、4番手の配置も考えた上での解答を求めているのでしょうか。
Aleaのサイトにアップされていたのですが、プエルトリコの建物のアイデア募集とのことです。Table Games in the Worldさんに日本語で詳細が書かれているので参考にしてはいかがでしょうか。ちなみに締め切りは8月31日。
「論理力養成!頭の良くなるゲーム」だそうです。内容は、白と黒のカードがそれぞれ0〜11の計12枚あって、それを各プレイヤーに一定数配ります。配られたカードは裏向きのまま、数字の大きさで並べ替え、ゲームスタート。ゲームが始まったら、山札の一番上を取り、他プレイヤーのカード1枚を指定して数字を言います(アタック)。もし合っていればその対象のカードを表向きにし、間違えていた場合は最初に山札から引いたカードを表向きにして自分に配られていたカードの正しい位置に置きます。ちなみに合っていた場合は、違うカードをアタックしたり、自分の手番を終了し、そのカードを裏向きのまま自分のカードに加えることができます。こうして、全てのカードが表向きになったプレイヤーはゲームから脱落し、1人のプレイヤーだけが残ったら1ターン終了となります。得点は、アタック成功時にそのプレイヤーから10点もらい、終了時に裏向きのままのカード×10点を他プレイヤー全員から貰うことができます。
ええっと、なんか「頭が良くなる」という点の方が強調されていて引いてしまうのはなんででしょう。ゲーム的にも、間違えて加えたカードがヒントになるものかどうかで狙われるかどうかが決まるだろうし、とにかく集中砲火を食らうとほぼ何もできずに負けていくような気がします。ちなみにこのカードを使った新しい遊び方を常に募集しているそうなので、興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。もしかしたらどこかの学校の教材となるかも知れませんよ?
3月23日開催という話が、@niftyのFGAMEで出ているそうです。
ええっと、秋葉原のときに比べて景品が豪華ってこと以外、特に触れる点はなさそうです。
テーブルクロスさんが主催で、「バトルライン」の大会を8月14日水曜日に開催するとのことです。バトルラインはこないだプレイしたときに2戦2敗だし、その前にプレイしたときもそれほど勝ち星を挙げたことがないだけに、とりあえず1勝を目的に参加してみようかと思います。
「コミックマーケット62・ボードゲーム系サークルリスト」を更新しました。
先月10日に一時アップされた「ルール詳細」が再アップされました。以前告知と比べて「1ゲーム75分」へ変更となりました。また、タイムアップ時に同点の場合は「開拓の度合いにより判定」となりました。開拓の度合いって、街、開拓地、道のどれに重点が置かれるのでしょうか?? あと、個人的に気になった点は、まず「メンバー」「プレイヤー」の用語の違いは何?という点。どうも同じ用途で使用されているようなのですが。
まあ「不正などの問題が生じたときには、その場で審判員を呼び、指示に従う」というのがあるので、「置きサイ」とか「点数的に1位になってから何もせずにタイムアップ待ち」とかできないみたいです。