「ワイルドライフ」(7月11日)がものすごい文章量になってしまいました。もし少し端折る努力をしないとなぁ。
更新が遅れていたカタン@カプコンの「名人からの挑戦状」が更新されました。問2の解答がアップされたのですが、正解が2つあるというのはどうでしょう? あと「チャンスカードに関するコメントをたくさんいただきましたが、出題者の私の意図としては、この正解を導き出すにあたって、実はそれほど大事なことではなかったりします」とあるのですが、「大事なこと」ではないでしょうか? 裏の解答では他のプレイヤーの状況を説明していますが、チャンスカードの状況次第では「青」よりも「赤」の方が危険ですし、あとどれだけ時間的ゆとりがあるかが変わると思うんですけどね。
Table Games in the Worldさんに「エッセン2002新作情報」がアップされ始めました。現時点ではまだそれほどタイトルが上がっていませんが、これから増えていくと思いますので楽しみです。
プレイレポートがたまっています。徐々にアップしていきます。
ABCラジオ(1008kHz)で「バッファロー吾郎の関西黄金時代!!」という番組を7月29日、8月5日の20時30分から21時に放送するそうです。7月29日は「バイオハザード」について、そして8月5日は「カタン」についてトークを展開するそうなので、興味のある方は聞いてみてはいかがでしょうか。ただし、関西以外だと同じ周波数で放送している韓国のKBSや1017kHzで放送しているNHK第2(福岡)とかあるので受信しずらいと思われます。
セガからPS2用ソフト「オンラインゲームズ 大ぐるぐる温泉」が発表になりました。内容は「ぐるぐる温泉2」と「3」を1つにしたものとのことで、スコットランドヤードもどきの「温泉捜査課」が収録されることとなります。
エンターブレインから7月26日に発売となる「AG magazine」をイエローサブマリンで入手しました。ボードゲーム関連のページは「エルフェンランド&エポック4種のレビュー:2ページ」「カタンのレビュー:1ページ」「安田均の世界ゲーム事情:1ページ」「鈴木銀一郎のゲームで死ねれば本望:1ページ」の計5ページといったところでしょうか。
まずレビューに関してですが、写真が多めで読みやすい構成となっています。その代わり文章少な目ですから、つっこんだ内容にはなっていません。新規ユーザーの開拓には役立つかも知れませんが、現ユーザーには非常にぬるいページとなっています(これはボードゲーム関連だけでなく、雑誌全体がそういうつくりです)。コラムの方ですが、「安田均の〜」の方はドイツ年間ゲーム大賞についてで、要約すれば「ヴィラ・パレッティよりもプエルトリコやブロクスの方が面白い」って所でしょうか。一方「鈴木銀一郎の〜」の方はカードゲームに関するコラムで、今回は「坊主めくり」の思い出話からゲームデザインのテクニックを一つ紹介しています。
表紙に「TCG&TRPGを応援する新感覚”アクティブゲーム”マガジン」と書かれている通り、あくまでボードゲームはメインではないので、ボードゲーム目当てでは買わない方が賢明でしょう。あと、AG magazineのAGは「アクティブゲーム」の略だそうな。「アナログゲーム」というのは「デジタルゲーム(TVゲームなど)」の対比で使われている言葉でありゲームの本質を表していないし、ボードゲームやTRPG、TCGは与えられたものを楽しむのでなく能動的に楽しむものだから「アクティブゲーム」とのこと(でもサイトの方では「アナログゲーム専門誌」って書いてあるけどね)。
プレイスペース広島の連絡先が間違って掲載されているそうです。メビウスのゲームショップリストからそのまま転載しているからなのかな?
「アクア・ステップ・アップ」3巻(と新装版1巻)も発売となっていました。3巻では「アフリカ」「ツィッケ・ツァッケ・ヒューナーカッケ」「マスター・ラビリンス」「ニューエントデッカー」「キャント・ストップ」「うさぎとはりねずみ」が取り上げられています。
そして、GOBS(幻冬舎オンラインブックショップ)では先着20名限定で「田嶋安恵サイン入りアクア・ステップ・アップ3巻」というものがありますので、興味のある方はどうでしょうか。ただし、「最後通牒・半分版」(7月25日)によると「特定の個人の情報が見れてしまうという」らしいので、注意してください。
久しぶりに東急ハンズ・新宿タイムズスクエア店へ行ったのですが、エポック社5種の取り扱いをしていました。先月の「アクア・ステップ・アップ」のイベントで「東急ハンズと丸井で取り扱う」という話をしていたので、今度は丸井を見に行こうかと思います。
あと、カタン@カプコンの扱いもしていたのですが、カタンの開拓@トライソフトと並べておいてあるのは、何も知らない人には不親切な気がしました。
1週間ぶりの更新です。今回は「コミックマーケット62・ボードゲーム系サークルリスト」と左のリンクを更新しました。あと、とりあえず雑記の方も少しは更新しました。7月24日のコラムはもっと頭の中でまとめてから書こうと思っていたのですが、とりあえず書いてみました。何が言いたいのかわかりにくくてすみません。時間があったら書き直そうと思っています。
TVゲームやPCゲームと比べてボードゲームでしかできないことは何か、と考えると「直接会って一緒にプレイする(コミュニケーション)」や「ルールを変更することが出来る」「実際に触れることができる」といったあたりでしょうか。最初の「コミュニケーション」ですが、ネットゲームなどでも会話だけなら可能ですがさすがにネット上の会話と直接会っての会話は違いますよね。また、一緒の時を共有することから発生する「時と場の共有感」は「楽しさ」となります(戦略性重視でない、コミュニケーションメインのゲームが楽しめるのはこういう要素が関係していると思います)。続いて「ルールを変更することが出来る」というのは、ゲームをそのまま受け身として受け取るのではないということです。TVゲームなどでゲームバランスが悪いと思っても変更することはできません。つまり制作者の用意した器の上で楽しむわけですが、ボードゲームはそうではないわけです。最後のポイントの「実際に触れることができる」というのは特にアクション・バランス系ゲームでは重要でしょう(スポーツと同じで実際に体を動かすことの楽しみがありますから)。
さて、話は変わって2002年・ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した「ヴィラ・パレッティ」は、各所で意外だと言われました。もしかして大賞受賞の理由って、TVゲームにはない「ボードゲームらしさがあった」ということだったのかも知れないと思っています。最終ノミネート作の「プエルトリコ」や「トランスアメリカ」は他のプレイヤーとの交渉要素はほとんどない(一言も会話せずに終わらせる事が可能なゲームですからね)、TVゲーム的な面が非常に強いゲームだと思いますし、実際オンラインで遊ぶことも可能になっています。それに比べて「ヴィラ・パレッティ」は直接触れて遊ぶという、絶対にTVゲーム化できない要素がありました。「ボードゲーム」という括りだけで見ると意外だったのかも知れないけど、「ゲーム」という括りで見たときに一番「ボートゲームらしさ」が出していたものが大賞を受賞したのではないでしょうか。
以前、「そういやカルカソンヌ2ってどうなったの? 川拡張のことだったの?」とか書いたのですが、川拡張でなくて別物だったみたいですね。ええっと「拡張セットではない」「舞台が石器時代になる」「グラフィックやコンポーネントは新しくなる」そうです。
以前話題にしたと思うのですが、2ちゃんねるの卓上ゲーム板のスレッドから生まれたTRPGカフェなのですが、ついに開店前のβサービスまでたどり着きました。YS秋葉原と比べて価格面で分が悪い分をどうまかなっていくのか気になります。
ブームではなく、ゲームブックを「文化」として残していこうという意気込みが感じ取れる文章で本当に嬉しくなってしまいます。今は過去の良作の再販が主流ですし、ある程度懐古趣味で購入されるとは思いますが、その後どうなるかが正念場でしょうから頑張ってもらいたいものです。
ホビージャパンが「D&D3E」の日本語版を今年末から出すそうで、サイコロなどが付いた初回限定版もあるみたいです。[ボドゲ雑記のみ更新]
「一問一答 名人からの挑戦状!!」が更新されるはずなのに、未だに更新されていません。どうしたのでしょうか。前回の問題(第2問)では、盗賊の位置や各プレイヤーの手札、開発カードの有無などの情報が一切なかったので結構大変でした。次回以降は出来るだけ必要な情報は出して欲しいです。
ボスのボードゲーム関連のレビュー記事は「世界ゲーム事情」とのこと。幻冬舎の「安田均のゲームバトルロイヤルII」とどう差別化が図れているのか気になります。
「コミックマーケット62・ボードゲーム系サークルリスト」というものを作ってみました。[ボドゲ雑記のみ更新]
ツクダオリジナルがバンダイに買収されました。まあ「オセロ」とか「ルービックキューブ」とかのメーカーですから、ボードゲーム関連は特に影響ないでしょう。
サイトが不安定だったのは「わざとじゃないんです!!!」とのことです。
いやね、別にわざとだろうが何だろうが構わないんですよ。ただ、読者や各小売店に対して「遅れるなら遅れることを、出ないなら出ないことをきちんと告知をして欲しい」のですよ。今のwebサイトで告知ができない状態ならどこか借りれば良いし、小売店へ情報を出すこと自体は可能なはず。それなのに、本は出ない、サイトは繋がらない、情報はまったく出てこないという状態を続けていたのが問題だと思っています。ですので、「復帰した」という話だけでなく、今後の発行予定を早々にアップしていただきたく思います。
それにしてもこんな状態でつけたタイトルが「敵を欺くには・・・」ですか。味方までも欺いて何かメリットがある状況とも思えなのですし、そもそも「敵」って誰? まあ味方を欺いてまで行う「秘策」があるのでしょうから、楽しみに様子を見ていますね。
プレイレポートで書いていないものが既に4回分くらいになってしまいました。時間を見つけて書かないとねぇ。[ボドゲ雑記のみ更新]
6月下旬から発売日が延びていた「展覧会の絵」ですが、7月23日に決定しました。
今日15時くらいにチェックした時には繋がったのですが、15日3時くらいにチェックした時には繋がらなくなっていました。結局どういう状況(繋がらない理由や発行スケジュール予定など)なんだかさっばり分かりません。
掲示板に「某店・浜田(匿名)」さまが投稿して下さったのですが、
まず、AGマガジンですが、ボードゲーム関連はカタンとエポックゲームのレビュー記事程度のようです。あと、あの安田先生のコラムも読めるようです(笑)(1ページのようですが)。
RPGが5ゲーム10ページ、ボードゲームが5ページ、メイジナイトが2ページの配分になっているようなので、ほとんどが妖精伝承とアーケードゲーマーふぶきだと思っていいんじゃないでしょうか(苦笑)。
とのことです。ボードゲームに5ページ!! でもまあ次回以降書くことがなさそなので今回だけだと思いますが・・・。
遠いので行くかどうか悩んでいた「西湘ボードゲームサークル」さんですが、行ける時間に起きたので行くことに。ちなみに西湘というと「ブラッディエンジェル」(みず谷なおき)のイメージしかなかったりします。
会場について最初にプレイしたのは「レーシングロボット(ハイパーロボット)」。8×8マスのボード4つをまず正方形に置き、ボード上の適当な場所に4色のロボットを配置してゲーム開始。まず目的地チップをめくります。そしたらその場所へその色のロボットを何手で着くかを考えます。どのロボットを動かすこともできるのですが、「何かにぶつかるまでまっすぐ進む」か「左右どちらかへ方向転換する」ことだけしかできません。そして目的地へ着ける手が分かった「何手」と宣言し、砂時計をひっくり返します。その砂時計が落ちきるまでであれば誰でもそれより少ない手数を宣言することが可能です。そして一番少ない手数を宣言したプレイヤーが実際に動かしてみて成功すれば、その目的地チップを手に入れます。もし無理だった場合は次に少ない手数を宣言したプレイヤーが行います。そしたら再び新しいチップをめくり次の目的地として行います。これをチップがなくなるまで繰り返し、全部のチップを終えたときに、獲得したチップが多いプレイヤーの勝ちです。
パズルです。多人数ソロパズルです。ゲームが始まるとみんなそろって無言でボードを見つめる、そんなゲームです。また今のラウンドがこれ以上短くならないと分かったら、次のラウンドの目的地を予想して先に考え始めるというのも手です。結局開始直後に2つ取ったけど、そのあと続きませんでした。
「キングダム」の元になった作品。「キングダム」を先に触れたせいか、火事のタイルとか布袋のタイルとかに大きな違和感を感じます。で、ゲームの方ですが、最初2ラウンドのうちに大量得点をとり逃げ切るという戦法で行ったのですが、案の定3ラウンド目に抜かれました。この生き方はだめです。でも2ラウンドまでは私の勝ちだよね! ま、ひきわけ?
続いてプレイしたのは「貴族のつとめ」。2000年11月にYS新宿で行われた「貴族のつとめ大会」以来です(ちなみにその大会は参加希望者2名。仕方ないのでその場にいたTCG客2名を説得して計4名でプレイというかなり寂しい展開でした)。貴族のつとめでは各プレイヤーは貴族となって骨董品を集めていきます。各プレイヤーに小切手4枚と、骨董品をランダムで4枚配りゲームスタート。ラウンドの最初に「城」か「オークションハウス」のどちらへ行きたいか意思表示を同時に行います。オークションハウスへ行く人たちはオークションハウスで何がしたいかの意思表示を同時に行います。オークションハウスでの行動には「小切手で競り落とす」「このターンに競り落とすときに使われた小切手を泥棒で奪う」の2つ。小切手を出したプレイヤーの中で最も高い額を出したプレイヤーは、小切手を捨て札にする代わりにボード上に置かれている骨董品を1つ受け取ります。そして泥棒を出したプレイヤーが単独の場合は、その小切手を手に入れることができます。続いて城へ行った人たちの行動選択です。こちらでできることは「展示会を開く」「泥棒で展示物を盗む」「展示物を盗みに来た泥棒を捕まえる」の3種類。展示会を開くのを選択したプレイヤーは手持ちの骨董品を3枚以上展示します。骨董品にはアルファベットで種類分けされているのですが、そのアルファベットが同じか繋がっているものでないと骨董品の展示は行えません。そして展示数が一番多いプレイヤーと二番目に多いプレイヤーは自分のコマを進めることができます(進むマス数はトップのプレイヤーの居るマスに書かれています)。続いて泥棒の処理です。もし展示会が行われていた場合は、その全ての展示会から1つずつ好きな骨董品を手に入れることができます。最後に探偵の処理で、泥棒が居た場合、盗めた/盗めなかったに関わらず捕まって牢屋へ入れられます(牢屋に一定数以上の泥棒が入ったら、オーバーした人数分だけ釈放されます)。そして、もし泥棒を1人でも捕まえたらそのときのそのプレイヤーの順位に応じてコマを進めます。これで1ラウンド終了。これを誰かゴールするまで続け、誰かがゴールしたら最後に展示会を行ってゲーム終了。そして最もコマが進んでいるプレイヤーの勝利となります。
ゲームが始まり、まず資金稼ぎのためにオークションハウスで泥棒を出していきました。うまく盗めれば小切手を手に入れることができるので資金稼ぎになりますし、もし複数の泥棒がいたために盗めなくても全体に流通している小切手が1枚減るわけで、相対的には資金が増えたことになるわけです。早いうちに骨董品が展示できるプレイヤーが現れたので城に行くなどして牽制しつつ、資金稼ぎをしばらく行っていました(オークションハウスへ移動したのが自分だけなら安く骨董品を得られますし)。オークションハウスに入り浸っているうちに順位が落ちてきたので探偵などでコマを進めて行き終盤へ。終盤はオークションハウスの骨董品はなくなり、しかもゴール前。そんな状態故に全員、泥棒と探偵を適当に出すだけという状態が数ラウンド続いて終了。最後の展示会で1位だったので勝つことができました。
結局、オークションハウスの骨董品がなくなるとそれ以降、骨董品を手に入れる方法が泥棒しかなくなり、そういう状況では展示会を開きにくい(順位が低いなら探偵で進むのを望むだろうし、トップにいるからといっても最後の展示会の進むマス数が大きいため、あまり危険なことはできない)ですから、盛り上がりに欠けてしまいます。あと、最初に配られる骨董品が繋がっているかばらけているかで大きく差が開いてしまうのが気になるところです。
おととい入手したワイルドライフを早速お披露目です。前回は山で繁殖できるのが一人だけという状況にしていたのが響いたので、今回は序盤にそういう地形がないように繁殖できる場所を増やすプレイをしてみることに。繁殖できる地形が多いためか多くの競りに参加し、しかも単独でないから競り価格が高騰していくという展開で負けてしまいました。競り価格を高くしすぎたのが負けの要因の一つかと思われるので、次回は気をつけようっと。あと、序盤から中盤にかけて手札が地形カードばかりで進化(適応)も能力も得られないプレイヤーがいて、そのプレイヤーがゲームにあまり参加できていなかったのが気になったところです。5人プレイはつらいのかも。
ワイルドライフをプレイしてから少し休憩ののち、「マエストロ」をプレイ。各プレイヤーは演奏家を雇い、出演させて点数を稼ぐゲームです。各プレイヤーは1〜10の数字が書かれたボードを受け取り、その10のマスに「マエストロ」コマを置いてゲーム開始です。手番では、まず自分のボードに置かれているコマや、他のプレイヤーの1〜5のマスに置かれたコマをゲームボード上に置くことができます。ゲームボードには10の曲目とそれぞれの曲に必要な演奏家が描かれており、1手番では1つの曲だけにコマを置くことができます。まだ誰も置かれていない曲目にはまず「マエストロ」を置く必要があります。その上でその曲目の他のパートの演奏家を置きます。置かれたコマ1つにつき5点を得るのですが、もし1手番でマエストロと全ての演奏家を置いた場合はコマ1つにつき10点得ます。どんな形であれ、曲目が完成したら「評論家コマ」を受け取ります。もし手番開始時にまだ「評論家コマ」を持っていた場合は10点得ることができます。コマを置いて処理するか置かなかったら、続いて1〜3枚、場に伏せられたコマを取り、それを自分のボードの空いている場所に配置します。もしめくったタイルに「拍手喝采」コマがあった場合はそれはボード上の所定の場所に置きます。これで手番終了です。これを、「拍手喝采コマが14枚になった」か「伏せられたコマをめくることができない(場にない、自分のボードに空きがない)」まで繰り返し、その後得点計算を行います。ゲーム中に得た点数から、自分のボードでコマの置かれているマスに描かれた数字分減点します。
プレイはとにかくサクサクと進みました。どのプレイヤーも3枚引くという強気のプレイ(というか初プレイだから感覚が分からなかったのもありますが)で、なんかあっさり終わってしまいました。曲目に対してまったく興味が無かったのも影響しているかも知れませんが。ゲーム的には、どのマスに「マエストロ」を置くかがポイントです。置く場所は他の演奏家が描かれたマスに置くので、その置かれたマスに描かれている演奏家が1枚無駄になるわけです。そのため、1枚しかない演奏家を6〜10に置くと減点になる可能性が高い反面、1〜5に置いておくと他人に使われる可能性もあるわけで、その辺を楽しむゲームだと思います。ただ「マエストロ」を引けるプレイヤーが有利だったり、引くタイルの内容に有利不利の差がちょっと大きい感は否めないと思います。
「レス・パブリカ」は交渉ゲームです。各プレイヤーには民族カードを4枚配られ、ゲーム開始。手番では、まず他のプレイヤー全員に対して交渉することができます。ただし提案するのは「〜を出します」もしくは「〜を下さい」のどちらか。また、2種類以上出す場合は「〜と〜」か「〜か〜」のどちらかのみとなります。例えば「民族カードと文明カードを下さい」みたいな感じになります。その提案に対して他のプレイヤーは同様の提案をするかパスをします。そして手番プレイヤーは誰かと交換することができます。もし民族カードや文明カードが同一種5枚そろっている場合は、それらを公開することで、民族カードなら村を作り、文明カードであれば街を作ります。村を作ることでそれ以降文明カードを引くことができ、街を作ることで終了時に点数になります(村も点数になります)。最後に手札の補充です。普通は民族カードを補充するのですが、もし民族カードを公開しているのであれば文明カードを補充することができます。こうして文明カードがなくなったらゲーム終了。その時点での点数で勝敗が決まります。
カタコトな交渉のゲームです。とにかく早く村を作り、街を作っていかないと点数にならないわけで、積極的に交渉する必要性を非常に感じさせるゲームです。村は10個あるので5人プレイだと一人当たり2個の村を作れるわけですが、10個目の村を作るのはやはり困難ですし、村を2つ作れなかったプレイヤーはその時点でゲームから脱落してしまうので、5にんプレイには向かないみたいです。
最後は10名での「6ニムト」。後半まで取らずに進んでいたのですが、最後の方で1回取ってしまい4位に。
6ニムトが終わり解散。その後ファミレスに行ったせいか、終電を逃すという失態を。ちなみに終電を逃したと思ったのだが、後で調べてみたら違うルートだと帰れました・・・。
前回アップした「カタン」の大会ですが、ルール詳細は近日公開と変更になりました。[ボドゲ雑記のみ更新]
6月22日にイエローサブマリン秋葉原RPGショップで行われた「アクア・ステップアップ イベント」について幻冬舎によるレポートがアップされました。あのときテストプレイしていた「マーメイドレイン」ですが「年末に幻冬舎コミックスから発売する予定」とのことです。
今回は、エポックやカプコンの参入話からゲームのリニューアルの話。エポックのボードゲーム(いわゆるNDSG)の第2弾は年末予定とのこと。タイトル発表はいつだか分かりませんが、本当に年末に出すのなら「JGC2002」あたりで発表するんでしょうね。で、JGCで発表→やっぱり年末に出ず→来年の6月くらいに出るという展開にならないことをとりあえず願いますか。エポックのあとはカプコンの参入話(「指輪物語」「カタン」)→「カタンの開拓トラベルボックス」とつづいて「カタンの宇宙船長」とつないでるのですが、この「カタンの宇宙船長」というタイトルがよくわからんですね。直訳すると「宇宙船カタン」だし、ゲームの内容も別に船長がクローズアップされているものでもないからわざわざそういう邦題をつける理由が分かりません。というか、SNEはなんであんなに独自タイトルを付けたがるんだろ? で、最後に「クリッパーズ」の元になった「サンタフェレイルズ」のリメイクの話でおしまいです。
「問題1」の解答と「問題2」がアップされました。それにしても「問題1」の正答率が20.7%とはねぇ。ちょっと低すぎです。
Table Games in the Worldのおのさんのお誘いで、わんこのページのわんこさん宅でボードゲームです。
最初にプレイしたのは、個人輸入で購入した「Wildlife(ワイルドライフ)」。各プレイヤーは6種類の生物(ワシ、ヘビ、マンモス、ヒト、クマ、ワニ)のいずれかを担当します。それぞれの生物の差は、得意な地形、不得意な地形があること。得意な地形で有れば他の生物を攻撃することや繁殖することができますが、不得意な地形には入ることも出来ません。まず最初に島に各プレイヤーは自分のコマを置いていきます(当然入ることができる地形に限られています)。そして一定数置いたらゲーム開始。スタートプレイヤーから順に手番をこなしていきます。
手番では「カードを使用する/競りを行う」「自分のコマを1つ移動させる」「特殊能力を使用する」「食糧を得点に変換する」ことを好きな順で行うことができます。まず「カードの使用/競り」ですが、1手番に3枚使用できますが、そのうち最低1枚は他のプレイヤーに対して競りで売らなくてはなりません(つまり自分で使用するカードと競りを行うカードの合計が3枚ということです)。また、使用するカードは「地形カード」「適応カード」「特殊能力カード」「オールマイティカード」「テキストカード」の5種類があります。「地形カード」は、その種族の能力に応じて、その地形へ移動したり、コマを増やしたり、その地形にいる他のコマを攻撃することができます。「適応カード」は不得意な地形をちょっと得意にします。入ることができなかった場所へ移動できるようになったり、移動しかできなかったのが繁殖できるようになったりします。「特殊能力カード」は、5種類ある「特殊能力」のいずれかを手に入れることができます。もしストックにその能力カードがなくても所有しているプレイヤーの中で最も点数の多いプレイヤーから奪うことができます。「オールマイティカード」は「地形」「適応」「特殊能力」カードのいずれかとして使用することができます。そして「テキストカード」はイベントカードで、他のプレイヤーの食糧やコマを失わせたり、食糧を手に入れたりします。続いて「コマの移動」は、カードを使わずにコマを1つ移動させることができます。「特殊能力の使用」では手持ちの特殊能力を使用することができます。効果は「毎ターン2点手に入れる」「手番で使用できるカードの枚数が増える」「ボード上の好きな位置へ移動できる」「攻撃などから守る」「攻撃の条件を緩和する」といったものがあります。手番ではあと「食糧3つを1得点に変更する」ことができます。そして、手番が終了したらカードを10枚まで補充して終了です。
ではどうやって点数を稼ぐのかという話なのですが、島は6種類12のエリアに分かれています。そのエリアの全てのマスにコマが置かれたら最後にコマを置いたプレイヤーに得点が入ります。また、その様に確定したエリア数が一定になる度に点数計算が行われます。この得点計算では、まず12のエリアで得点計算を行います。全てのマスを独占すれば5点、全てのマスではないがその種族だけしかいないなら4点、複数の種族がいて、一番多ければ3点、以下2点、1点となります。またエリア点が終わったら続いて、いかにコマが繋がっているか、どれだけ「適応している」か、どれだけ「特殊能力を持っている」か、食糧をどれだけ持っているかで得点が入ります。そして「11のエリアが確定した」か「手持ちのコマがなくなった」場合にゲーム終了。最後に得点計算を行い、最も点数が多かったプレイヤーの勝利となります。
とりあえず広げていく方向でプレイしていたのですが、同じくボード中央で広がっていたクマに勝てませんでした。というのも、クマが拠点にしていた山へ誰も繁殖/攻撃できなかったのに対し、自分のヘビが広がっていたサバンナや砂漠、草原へ繁殖/攻撃できる種族が多かったというのがあったからでしょう。もっと早い段階で誰がどこへ入れるのか入れないのかを確認するべきでした。特に一人だけ繁殖/攻撃できる地形というのは、競りの時に競う相手がおらず非常に有利な展開になりますので。
他人を直接攻撃できるので、ある程度誰が勝っているのかが分かるプレイヤーでプレイしないとバランスが狂うかも知れないことや、得点計算のタイミングで手番のプレイヤーはやはり有利なあたりが気になりましたが、楽しめるゲームだと思います。
続いてプレイしたのは「コンチェルトグロッソ(うさぎのコンサート)」。これは各プレイヤーにカードを配り、それを自分の山札とします。手番では自分の山札を1枚めくります。そのめくられた札が「ティンパニ奏者」なら「手を挙げる」、「シンバル奏者」なら「手を叩く」、「女性歌手」なら「耳をふさぐ」、「指揮者」なら「立ち上がる」、それ以外のカードは「何もしない」という行動を全プレイヤーが行います。間違えたジェスチャーをした場合や、ジェスチャーをするのが一番遅かった場合は場に出ているカードを引き取り自分の山札に加えます。これを繰り返し、自分の山札を全てなくなったら勝ちです。ちなみにゲームは2人上がるまで続くのですが、最初に上がったプレイヤーはもう一人上がるまで「トラブルメーカー」として参加することができます。といっても、ただ好きなジェスチャーをしていい(それで他人を惑わす)だけですが。
3人でプレイしたのですが、ぶっちぎりでビリでした。やはり畳から「立ち上がる」のは、運動能力差がでてしまいますね(おそらく椅子に座ってプレイすることを想定されているのではないでしょうか?)。
続いては競りゲームの「ビッグショット」。各プレイヤーは自分の色を決めて、10のお金を持ってゲーム開始。サイコロで今回競る対象のコマを決めます。競り落としたプレイヤーはその4個のコマを1個ずつボード上の任意の区画に置いていきます。1つの区画には7個のコマまで配置することができ、7個のコマが置かれたら、その区画に最も多く単独でコマを置いているプレイヤーがその区画を手に入れます。「単独で」というルールのため、もし白3個、赤3個、黒1個と置かれていたら黒の所有となるわけです。またお金が手に入るのはゲーム終了時のみのため、借金をしていく必要があります。ただ、借金を重ねていくと利息が非常に高くなってしまうので、どれくらいまで借りるか考える必要があります。そうして、全てのコマが配置されたら、手に入れた区画の価値だけお金を得て、最もお金を持っているプレイヤーの勝利となります。
ゲームで使用するコマの数は限られていますからいかに効率よく区画を手に入れるかということになるのですが、所持金が少ないですからいかに重要な局面のみを競り落とせるかにかかっているわけです。非常にシンプルなルールなのに考える要素も多く良いゲームだと思いました。
続いて、未プレイのゲームで気になっていた「ゴールドランド」をプレイ。7×7マスの端からゲームスタート。手番では「移動」「探検(タイルをめくる)」「交換(アイテムを手に入れる)」を好きな順に行うことができます。「移動」では荷物の量によって移動できるマス数が変わります。「探検」は今居るマスの周囲にまだタイルが置かれていない場合に行うことができ、めくったタイルを配置します。「交換」はそのマスに書かれたアイテムを持っている場合に、矢印の先に書かれたアイテムを手に入れることができます(手持ちのアイテムと交換の場合もあります)。こうして奥地へと進むのですが、「砂漠」や「猛獣」などのマスでは特定のアイテムを差し出さないと先へ進むことはできません(これらの「困難」が多いと得点になります)。そして一番奥にある神殿にたどり着くとボーナス点を貰うことができます。誰かが神殿にたどり着いてから有る程度時間が経過するとゲーム終了。途中で得た金と「困難」のボーナスの合計が多いプレイヤーの勝利となります。
進むにはアイテムが必要で、アイテムを持ちすぎると移動力が落ちる、そんなジレンマがあるはずなのですがそれほど感じずに終わってしまいました。それはたまたま自分のルートが「魚」が必要な場所と「魚」が手に入る場所ばかりだったからなのもありますが、探検したときにもらえるチップを一定数払うことで好きなアイテムに交換できるため、ある程度軽装のまま先へ進んでいってもなんとかなるからなのかも知れません。あと、先に神殿に着いた者勝ちな雰囲気があるのも気になりました。
とにかく他人との協力や攻撃もなく、必要なアイテムの為にうろうろするという、一昔前のRPG(「ソーサリアン」あたりのいわゆる「おつかいRPG」)を多人数でプレイしている感じでした。
最後に軽めのカードゲームを、ということで「木食い虫」をプレイ。カードは5色あり、それぞれ−1〜−11の奇数のカードと2〜12の偶数のカードがあります。まずカードを5枚場に出し、大きい順に並べ、一番下に−13のカードを置きます。各プレイヤーは手番で1枚カードをプレイします。カードは色別に置かれ、出したカードの絶対値が、場にあるその色のカードの枚数よりも大きい場合は、場にカードを置きます。もし小さい場合は、その色のカード全てと最初に置いた6枚のカードの一番上のカードを受け取ります。これを繰り返し、最初に置いたカードの一番下のカード(−13)を誰かが受け取ったか、手札が無くなったらゲーム終了。手札がない場合は30点、ある場合は手札の数字の合計が得点となります。これを3回行い、合計点が大きかったプレイヤーの勝利です。
手札を全て無くしても得られるのは30点ですので手札の内容次第では、手札を使い切らない方が強い場合も有るわけで、その辺をどうプレイしていくのかを楽しむゲームだと思います。ただ、配られたカードが−11ばかりとか低い数字しかないとかだと、プレイの方向性で悩むこともできないのがちょっと残念です。
TRPGカフェのオープンが7月27日に一次開店をして2〜3週試運転するそうです。ボードゲームをやってもいいのかが気になります。[ボドゲ雑記のみ更新]
カタン@カプコンのサイトにて、カタン・ワールドチャンピオンシップ日本大会の告知がアップされました。また、トーナメントルールもアップされているので参加者はこちらも熟読しておくと良いでしょう。※ルール詳細は近日公開と変更になりました。そのため、以下に書かれていることは変更になる可能性もあります。7月12日追記
ルールの注意点としては、
ところで、マナーの8項目にある「(検討中の項目は書かないでください)」って何だろう? あとカタン関係なのでついでにここに書きますが、以前「カタンのメールマガジンが4月のネット販売開始までなのにメールマガジンの登録フォームが未だにあるのか謎です」という旨のことを書きましたが、気づいたらその記述がなくなっていましたので、今後、メールマガジンが発行される可能性はあるということなのでしょう。
グループSNEのサイトにてJGC2002 SNEのメンバーが参加するイベント一覧がアップされました。ボードゲーム関連だと、終日行われている「ボードゲーム」と、2日目(8月31日)13:30−16:00の「安田均とやる懐かしのBG」があるみたいです。
「あいのり」カードゲームが地元で200円で売っていたので思わず購入してしまったが、どう考えてもやる機会がないような気が・・・[ボドゲ雑記のみ更新]
カタン@カプコンサイトに「デジタル版『Catan』ボイス収録完了! 打ち上げパーティーレポート」がアップされています。今まで発表されていなかった声優さんのキャストが発表になっている事が一応ポイントかと(特に一部で人気のある「釘宮理恵」あたりが)。
それにしても「次はワールドチャンピオンシップ日本大会でお会いしましょう!!」って書いてあるのですが、その詳細はいつになったら発表になるのでしょうか??
少し前に取り上げました「AGmagazine」の発売ですが、エンターブレインのAnalog Game News Onlineにて正式に発表されました。ボードゲームに関しては「ボードゲームのレビュー記事」があるそうです(たぶん1、2ページ程度でしょうが)。
以前、「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の完全なコンピューター・ゲーム化がついに実現」という記事で取り上げられていた「Neverwinter Nights」が、GAME Watchの「西尾ゆきの海外ゲームレポート・第30回」で取り上げられていました。
つまりこのゲームは、基本的には従来のコンピュータRPGと変わらないが、オリジナルシナリオを作って遊ぶことができるというテーブルトークRPG的な一面もあるとのこと。乱暴な言い方をすれば、データをコンバートできるようにした「ダンジョンキッド」や「ツクールシリーズ」みたいなものということですかね?
サンセット・ゲームズさんの「オリジンズ2002の速報」によると、「Apples to Apples」の日本語ライセンス版の契約交渉が行われ、契約成立。あとは具体的な数字の話となるとのこと。
リンクミスがあったので修正するついでにちょっとだけ更新。[ボドゲ雑記のみ更新]
社会思想社倒産で創土社に「ファイティングファンタジー(FF)シリーズを出して欲しい」というメールが届いたそうですが、社会思想社は既に期限切れのはずとのこと。まあ、ソーサリーの復刊が決定したときの「剣社通信」で「ソーサリーの復刊ができる代わりにFFシリーズは出せなくなった」という話があったので、既に切れていて創土社以外の会社がゲームブック業界へ参入するみたいだなぁ、と思っていたので別に驚きはしませんでしたが、その会社がFFシリーズを出す気がないということで創土社の方へ話が来たという展開の方に驚きました(ただし復刊するかはソーサリーの売れ行き次第とのことですが)。
こないだがあまりにも消化不良気味のまま終わったので、今回は1、2人欠員が出ても大丈夫なように5人でボードゲームです。
まずはいつも通りの「プエルトリコ」なのですが、今回は非常に重くなってしまいました。一時期1プレイ30分だった(4人プレイ時)のに、今回は1プレイ90分と時間が非常にかかってしまいました(5人プレイだったのもあるのですが)。時間がかかった要因としては、「市場」「商館」「工場」などがうまく分散してしまい、どのプレイヤーにとっても「生産フェイズ」がおいしくなく硬直してしまったからでしょう。生産した次のプレイヤーが「商人」を選ぶと生産した人だけ売却できないし、「出荷」するも「港」「造船所」「倉庫」がこれまたうまい具合に分散されているためあまりメリットがないという状態。そういう状態だったため、「建築小屋」で採石場を多く取っていたプレイヤーが楽だったようです。
今回の教訓としては、コーヒーやタバコを生産できるプレイヤーや、市場を持っているプレイヤーが「商館」を持つと各プレイヤーが警戒して生産頻度が下がるので出荷を中心にプレイすると辛いかも。採石場を多めに取ってからコーヒー&商館を取って生産頻度を落とすと強いかも。ってところでしょうか。あくまで5人プレイ時の話で、4人だと生産したプレイヤーも売却できるだろうから状況は違うことでしょう。
続いては、参加者の一人が持ってきていた「フンタ(旧版)」をプレイ。フンタはバナナ共和国の腐敗した政治のゲームです。各プレイヤーの中から大統領を選出し、その大統領によってポスト配分が行われます。ポストには、毎ターン秘密警察によって暗殺できる「内務大臣」と、クーデター発生時に意味のある「第1将軍」から「第3将軍」「空軍」「海軍」といってものがあります。ポスト配分がされたら続いて予算の議決を行います。予算は大統領が好きなように宣言することができ、各プレイヤーはその予算に賛成か反対かを表明していきます。可決されたらその予算通りに各プレイヤーに予算を渡します。また否決された場合は、内務大臣が武力行使で「強行採決」するか「予算分配しない(全額大統領の懐へ入れる)」ことを決めることができます。予算に続いて、各プレイヤーは自分の所在地を決定します。所在地には、手持ちのお金をスイス銀行へ入金するための「銀行」、クーデターを口実が無くても発生させることができる「司令部」、空き巣にあわないように「自宅」、特に意味はない「愛人宅」「ナイトクラブ」といった場所があります。所在決定後、内務大臣の「秘密警察」や政治カードの「暗殺者カード」でお互いに殺し合います。もし暗殺されたらその殺されたプレイヤーの手持ち金を殺したプレイヤーが全額手に入れることができます。暗殺されたプレイヤーはこのラウンド中は何も出来ないですが、次のラウンドになればそのファミリーの違う人となって参加できます。暗殺の処理が終わったら、クーデターを起こしたいプレイヤーは口実があるのならば起こしても良いです。もし起こらなければ手札の補充をして次のラウンドとなり、再びポストの決定を行います。こうして、山にある紙幣が足りなくなったら終了。その時点でもっともスイス銀行へ入金していたプレイヤーの勝利となります。
一昔前のアメリカ産のゲームだけあって、長いです。特にクーデターが何回起こったかでプレイ時間は大きく変わるし、無駄に細かいルールが多くインストが大変なゲームです。ゲーム内容はバカゲーなので、多少暗殺されてもそれほどは荒まずに遊べるとは思います。ただ、手持ちの政治カード次第ではゲームにまったく参加できないこともあるので、そういう場合は他のプレイヤーは使えるカードをあげるとか、影響力カードを多く出しているプレイヤーを暗殺するなどして状況を変えるようにした方が良いと思われます。
さて、プレイの方ですが、初代大統領が有る程度お金を貯めたタイミングで暗殺→入金に成功して非常に楽な展開をしていたのですが、2代目大統領に対してのクーデターで全体のバランスを考えて大統領派ではなく反逆者側についたら殺され、それ以降予算は0、影響力カードや暗殺者カードは一切引かず、ゲーム終了まで何もすることなく終わりました。それでも勝てたのですが、それはただ単に秘密献金カードをただひたすら引いたからというだけでして、まったく楽しむことができませんでした。
とりあえず更新しました。週明けあたりからはほぼ毎日更新な状態に戻れると思いますので、よろしくお願いします。[ボドゲ雑記と雑記更新]
発売になったそうです。そしてそれに伴ってカタンのサイトで「一問一答 名人からの挑戦状!!」「マイスターHのプレイ日記」「「Catan」フリークス」というページが出来ていました。「一問一答〜」は次の一手は?という問題。でもこういう問題って確実な正解ってあるんでしょうか? それとも回答者の回答を列挙するだけなのでしょうか。「〜プレイ日記」はそのまんまプレイレポ。「4番手スタートはあまり人気がない」というのはたぶんカタン@カプコンルールの「6や8が隣接しても(ある程度までなら)問題なし」が理由な気がします。元々のルールでも1番手有利でしたし、それがさらに加速した感がありますからね。「〜フリークス」はまあなんというかさらし者コーナーって感じです。そんな感じでやっとコンテンツが増えてきたので、そろそろカタンのメールマガジンの方を発行してもらえると嬉しいなぁと思うんですけど。※メールマガジンはあくまで「3月21日、SHIBUYA TSUTAYAでの先行発売から4月の「e-CAPCOM」ネット販売開始まで」なのですね。だったらなぜ未だに登録フォームがあるのか謎です。7月7日追記。
spielplatzファンサイトの掲示板に「なんかサーバの調子がおかしいみたいです。もう完全に復旧待ち。(略)サテライトなんかどうでもいいぐらいのハプニングが!」という、バンプレスサテライト暫定管理人のたばやんさんの書き込みが有りました。またバンプレスで連載を持っている涙目怪人さんは「またもや水谷氏と連絡が取れない」と書き込みがありました。
ここからは私の手元にあるデータや推測などから書きますので間違っているかも知れないことを前提に読んでもらえると幸いです。「サーバーの調子が悪い」というのがどういう風に調子が悪いのかは分かりませんが、サーバー自体は落ちていない様です。以前、ハードディスクの調子が悪くて・・・と言って6月上旬から中旬にかけて繋がらない状態になって、それから復旧した時に一応IPアドレスとサーバーのアドレスをチェックしておいたのですが、現在でもサーバーの方へは繋がります。ですので、「調子が悪いので繋がらない状態である」という説明は不十分であるし、虚偽の可能性まであります。サーバー自体は落ちていないのだから事情説明するページをアップすればいいのでは?と思います(CGI関係が挙動不審ならHTMLファイルでいいから)。また、サーバーのHDDが故障したという6月上旬の方ですが、サーバーの最終更新日時は「2002年6月8日」、バンプレス復旧が6月14日未明。なんかこの辺もちぐはぐな感はあります(6月号の原稿が忙しくてサテライトを構ってられなかった可能性はありますが)。
「またもや連絡が取れない」「サテライトなんかどうでもいいぐらいのハプニングが!」といった書き込み、メビウスの能勢さんによると「6月上旬に6月号と7月号の発売予定日のメールが来た後に一切連絡が無い」という状況などを考えると早いうちに何かしらのアナウンスをするべきではないだろうか。
もしこの文章に間違いがあることに気づいた方がおられましたらメールをいただけると幸いです。
テレビアサヒの深夜通販番組「マーメイド」で「Catan」が紹介されていたそうです。「カタン資源マークの限定Tシャツ」っていうのが気になります。
原題が英語版ですか。まあそれはさておき、30名ほどいるというカタンフラウのメンバー紹介ってカタンのサイトの方ではしないのですかね? カタンフラウの方々は、日本カタン協会(というコンベンション)に参加したり努力しているそうなので、もっと全面に出してあげればいいのに、とか思ってしまいます。