新宿へ行く用事があったので、ついでにトライソフト新宿店(東京都新宿区西新宿1−18−14)へ、「カタンの開拓者たち」を今でも取り扱っているのかの確認に行ったのですが、まだ取り扱いをしていました。価格は、「カタンの開拓者たち」日本語版2990円/ドイツ語版3980円、「5〜6人拡張」ドイツ語版2990円、「航海者たち」ドイツ語版1990円、「5〜6人拡張」ドイツ語版800円、「騎士と都市」日本語版4990円、「カタンの開拓・カードゲーム」ドイツ語版2100円、「カタンの開拓・カードゲーム トーナメントセット」1890円、といったところでした(間違っていたらすみません)。ドイツ語版や日本語版が欲しいという方は行かれてはいかがでしょうか。
Ruleによると、ツクダとの契約が切れたので、今出ているのがラストチャンスだそうです。自分が初めてプレイしたドイツゲームがスコットランドヤードだったので、非常に残念です。
秋葉原にあるメイドcafe・居酒屋のひよこ家でTRPGが行われたそうです。2ちゃんねるでは、TRPGプレイスペースを上野あたりに出店しようという計画(TRPGカフェプロジェクト)もありますし。まあさすがにボードゲームカフェなんてやろうという方はおられないと思いますが。
多数のサイトさまからリンクを張っていただきましてありがとうございます。こんなことなら、もっとちゃんとサイト名を考えるべきだったと後悔しております。[ボドゲ雑記と雑記ノート更新]
その昔、ゲームブックブームというのがあったのはご存知かと思います。火付け役は「火吹き山の魔法使い」(社会思想社)だったとおもうのですが、その後のゲームブックはどちらかというと東京創元社がひっぱっていっていた部分が大きかったと思います。そんな東京創元社から発売になったドルアーガの塔でデビューし、それはそれは絶大な人気を誇った鈴木直人氏の初オリジナルが「パンタクル」でした。
「パンタクル」から13年、創土社から復刊となったので早速購入。非常に懐かしい感じがします。あの頃は必死にマッピングしていたなぁとか、指やらしおりやらで「クイックセーブ」をしてたこと、戦闘でまともに戦うのは最初のころだけで途中から面倒になっていったことなど懐かしい思いでとしてよみがえってきます。ここまでパソコンやゲーム機が普及した現在、ゲームブックを買うのはおそらくあの時代にプレイしていた人たちだけなんだろうな、と思うとちょっと寂しい気分になってしまいます。創土社は年内にあと3冊、来年にはソーサリーの復刊とまだまだ出してくれるそうなので、嬉しい限りです。
rAdio-AktiVさんからリンクが張られていたWith`s Islandさんによると、一般販売分ではコマの配色がオリジナルに戻るそうで、緑は先行販売版だけだそうです。あと変更点って巾着が付かなくなるの2点でいいのかな?
昨日の1830が疲れたのか、ものの見事に約30分の遅刻。しかしさらに遅れている人がいるというので彼を待つまで「6ニムト」で時間調整。とりあえず、失点の合計が66点になったら負けというルールでプレイしました。って、6ニムトの紹介文をまだ書いてなかったので書きますか。
6ニムトは、104枚カード(1〜104の数字が一つ書かれています)で構成されたカードゲームで、2〜10人でプレイできます。プレイヤーには10枚ずつ配り、場には4枚カードを表にして縦に並べます。これで準備完了です。場に置かれたカードは4つの列を表していて、それぞれのカードの隣にカードを置いていくことになります。ゲームが始まったら、各プレイヤーは手札を同時に1枚出し(裏向きに出して同時に表に向け)、プレイヤーの出したカードに書かれた数字が最も少ないプレイヤーから処理を行います。場にある4つの列の一番後ろに置かれたカードの数字を見て、出したカードの数字以下で最も近い数字が書かれた列にカードを置きます。同様に全てのカードを1枚ずつ置いていき、その列に置かれたカードが6枚になった場合はその6枚目のカードを出したプレイヤーがその列の他の5枚を失点として受け取り(手札とは別にしておき)、そのカードが新しい列の1枚目となります。もし、出したカードの数字が4つの列の一番後ろの数字よりも小さい場合は、4つの列のいずれかを失点として受け取り、その列にそのカードを置きます。これを手札がなくなるまで(つまり10回)繰り返し、ゲーム終了です。終了時に受け取ったカードに書かれた牛みたいな絵(悪魔?)の数の合計が失点となります。
説明はなんかすっきりしない文章になってしまいましたが、1プレイも短いですし、適度な読み合いと適度な運で構成されているので、手軽にプレイできるゲームとなっています(また、人数やカードの枚数でそのへんは調整可能だったりします)。ただ、メシを食べた後とかのまったりした状態では盛り上がらない場合があるので、多少はテンションが上がっている時にした方が無難かも知れません。さて、プレイの方ですが、3人プレイだというのに40点近く失点するプレイヤーがいたというのに、彼よりも先に66点に達してしまいました。がーん。
6ニムトが終わったというのにまだ遅刻者は現れず、続いてカルカソンヌ・川拡張&追加セットをプレイすることに。で、追加要素の説明も終わりいざ始めようとしたら遅刻者が到着。他の未プレイものをやろうと思ってはいたものの、ここまでやる用意をしてしまったのでカルカソンヌをプレイすることに。
早々に大聖堂(これのある都市は1タイル3点。ただし終了時にはその都市は0点としてカウントされる)が現れたのですが、完成させないように努力するという方向にしました。下手に相乗りをして都市が未完成だと投入した駒もタイルも全てが無駄になってしまいますからね。そこで今回は、草原&2マス程度の都市を中心としたプレイ。それは、自分以外にあまり草原に駒が置かれていなかったからというのも大きな要因でしたが、序盤のうちに修道院が4〜5個現れ、しかもそのほとんどが同じ人が抑えるという展開でかなり点が延びる可能性があったからでした。結局、大聖堂の都市は未完成、修道院も1つを除いては未完成という展開で、一人だけ他のプレイヤーと50点近い差が付けられて負けていたのが印象的でした。
前回、追加セットに対して「大聖堂についてはありかどうか判断できない」という旨のことを書いたのですが、今回思ったのは大聖堂はギャンブル性を高めただけかも、といったところでしょうか。
続いてプレイしたのが、アレアの「プエルトリコ」。とにかく駒やタイル、チップの数が多くて準備するだけで一苦労。しかもこのゲームはプレイ人数に応じて一部のチップや駒の数が変わってしまうという、それはまた面倒くさいルールまであったりします。そして各プレイヤーには自分のプレイボードが渡されます。プレイボードは建物やプランテーション、人チップ、お金、ポイントチップ、生産された商品などを置くのに用います。
各プレイヤーは手番でまず7種類(3人プレイだと6種類)の職業の中から1つを選択し、その職業の行動を全員行います(その職業を選択したプレイヤーにはちょっとした特典が与えられています)。続いて次のプレイヤーが残った未選択の職業から選んで全員でプレイ、というのを一巡行います。全員が職業選択を行ったら残った3つの職業タイルにお金「1」を置き、使用された職業を元の位置に戻します。そしてスタートプレイヤーがとなりのプレイヤーへとずれてまた職業選択となります。もし職業タイルにお金がある場合はそのお金を手に入れることができます。つまり人気がない職業もお金が積まれていって選ばれる可能性が出てくるわけです。
それぞれ職業の効果を説明します。まず「開拓者」はオープンになっているプランテーションタイルのなかから1枚を自分のボードに配置します。プランテーションタイルにはトウモロコシやコーヒーなどが書かれており、それぞれのモノを産出します。トウモロコシはそれを加工しなくても商品となるのですが、それ以外に関しては産出時に加工しないと商品には成りません。ちなみに職業選択者は建物を建設するときにコストが下がる採石場をプランテーションの代わりに配置することができます。続いて「建築家」は建物を建てることができ、選択したプレイヤーは建築コストを1減らすことができます。建物は大きく分けて2種類あり、1つは産出したものを加工する工場、そしてもう1つは特殊な効果が発生する紫色のタイルの建物です。といっても、プランテーションや採石場、工場、建物に人が配備されないとその効果を発揮することはできません。そのため「市長」の職業を必要となります。市長は、外国からくる人を各プレイヤーに分配し、それぞれのプレイヤーは自分のボード上の人を再配置することができます。ちなみに選択者は人を1人多く手に入れることができます。こうしてプランテーションとその工場に人が配備することで商品を作ることができますが、商品を作るのは「監督」の指示のもとで行われます。プランテーションと工場がそろっているものの商品コマを各プレイヤーは手に入れます(選択者は追加で1つ手に入れます)。こうして出来た商品は2つの使い方があります。まず「商人」で売却をすることができ、売却することでお金を手に入れることができます(選択者は売価を+1できます)。もう一つの使い方が「船長」となって海外へと出荷することです。出荷した商品数の得点チップを手に入れます(選択者はもらえるチップが+1です)。以上6種類が3人プレイで使用されるもので、7種類目の職業は「金鉱堀」で、選択したプレイヤーだけが金1を得ます。
職業選択を繰り返し、「人コマが不足した」「勝利チップが不足した」「誰かが建物を12マス分建てた」のいずれかを満たしたそのラウンドが終了したところでゲーム終了となります。終了時に建物の価値+得点チップ+大きい建物のボーナス点の合計が大きいプレイヤーの勝利となります。
プレイしての感想なのですが、各職業の特徴が分かりやすいので初プレイでも2、3ラウンドプレイすれば職業に関しては理解できると思います。そういう意味ではプレイしやすいのですが、建物の種類が多いのは初プレイではやっかいかもしれません。ただ、他人の建物を壊すとか他人の商品や金などを直接奪うなどの攻撃的なものがないので、ファーストプレイでも大きく脱落することはないと思ってはいます(わざと出荷させたり、出荷後に倉庫がなくて商品を捨てさせたりするくらいの妨害しかないです)。ゲーム的にはトウモロコシに重点を置いてとにかく産出→出荷という方法や、多数の種類の商品を産出して出荷しつつ建物も建てていく(収入は「工場」の効果で)、商品を売却したお金で建物を建てることに専念するプレイ、など遊び方がいくつもあり楽しめるのですが、人数が多くなると商品コマ不足が深刻になるので建物を建てるプレイが中心になるのではないかと思っています。そういう意味では4人くらいの方が良いのかも知れません(4人でしかプレイしていないので正確な判断はできませんが)。あと気になったところとして「病院」が強いということ。どんな戦い方をするにしても「病院」が無駄になることはなく、4人以上だと開始直後にいきなり買うことも可能でプレイヤーの順番がかなり重要な気がしました。将棋だと先手なら攻めて後手は相手の攻めを受けきる、みたいに順で行動が決まっていますが、それに近いものがあるかも知れません。
結局この日2回プレイしたのですが、1回目は建物中心のプレイが勝ち、2回目は商品の種類を増やして出荷する時にほぼ確実にいくつかは出荷できる状態にしつつ建物も適度に建てるバランス型の勝ちでした。
というわけで、残り時間をワードバスケットに割くことに。プレイ頻度が最近高かったせいか、慣れてきたようで、以前よりも1プレイが短くなってきました。それはいいことなのですが、だからといって調子に乗って人名限定とかで縛るとそれはそれはもうダメダメな状態になりますね。もう少しマシな縛りを考えないとなあ。5回ほど(普通に4回、人名縛りで1回)プレイして今日は終了となりました。
新たにリンクを張ってくださった方がおられました。ありがとうございます。今日はYS秋葉原RPGショップの話ばかりです。[ボドゲ雑記と雑記ノート更新]
昨日書いたイベント情報について聞いてみました。まず「アクア・ボードゲーム大会」の方ですが、ちゃんと予約の受付を行っていました。そんなイベントのことは聞いてないとか言われるかと思っていただけに驚きです。ただ、予約者がまだいなかったみたいなのが気になるところです(店頭告知がないから仕方ないでしょうが)。それと、5月11日(土)のイベントですがまだ詳細未定だそうです。しかも、もしかしたら中止になるかも知れないようなことまで言ってました。YSでは新宿店が過去に月一で4ヶ月連続でボードゲームのイベント(操り人形/ブラフ/貴族のつとめ/宇宙カタン)を開いていたけど、あれは参加者が3〜6人(平均4.25人)だったもんなぁ。どうなるのでしょうか。
YS秋葉原RPGショップのプレイスペースをいままで利用してきて分かったこととかをまとめておきましょうか。※5月19日に改定したので、一部書き換えました。
といったところでしょうか。土日祝でも満席なのは見ていないけど、卓の半分近くがショップイベントに使われることがあるので、事前に使うことが分かっている場合は、予約などする方が良いと思われます。
3週連続でまたもやYS秋葉原のプレイスペースを利用してきました。ちなみに今回は、ボードゲーム1卓(いつも通りうちら)、TRPG4卓(セブンフォートレス、メタルヘッド、ガープスだったかな? あと1卓は分からなかったです)という感じでした。うちら以外にボードゲームで卓を立てたのって、たかの氏以外でいるのでしょうか、気になるところです。
前回途中で断念した「1830」を今度は5人でプレイ。とにかく早く仕掛けようと早いうちにプライベートカンパニーを売却して2社経営へ。で、早く仕掛けて誰か破産させようと思っていたのだが、どうも仕掛けるタイミングがよく分からずだらだらとプレイしてしまい、どの会社も倒産することなくディーゼルまで行ってしまいました。で、その後も、もう盤面の状況はほぼかわらず、ただひたすら銀行の金がなくなるまで分配を繰り返すという作業が数十分続き、しかも途中でほとんど必要もないのにディーゼルを購入して銀行の金を増やすプレイヤーもいて、最後の終わり方に関して言うとかなりつまらない感じになってしまいました。
結局、早いうちから仕掛けて2社の1社は健全経営、もう1社は株価が茶色とオレンジのあたりをうろうろして、配当全額自分、という(おそらくは)順当なプレイで自分が1位だったのはまあ分かるのですが、自分では1社も会社を経営せずに、延びそう(配当が出そう)な会社の株をしっかり買うだけのプレイをした人が2位だったのは意外でした。ただそのプレイヤー曰く「オペレーションラウンド中、暇」ということ。やっぱり自分で1社は経営しないと、プレイに満足感は得られないでしょう。ちなみに今回のプレイは約7時間30分でした。
あまりにも1830が長すぎて残り1時間を切っていたので、とりあえずルール説明も要らないカタンでしめることに。40分ぐらいしかないので終わるか心配でしたが、目が恐ろしく偏り、あっさりと30分程度で終了→解散となりました。やはり10分程度で終わるゲームもちゃんともってこないといけないなあと思いました。
それにしてもエポック社のボードゲームはいつになったら出るんだろうね。7月に店頭販売される予定のカタン@カプコンに合わせて、7月まで延びるのに5カノッサ。[ボドゲ雑記と雑記ノート更新]
幻冬舎のサイトでイベントの告知が掲載されています。その告知によると、「6月22日(土)12時〜17時にYS秋葉原RPGショップで開催」「申し込みは店頭で先着50名」「内容は、ボードゲームフリープレイとトークショー&サイン会」「協賛にエポック社が入っている」といったところでしょうか。
YS秋葉原でイベントといえば、5月11日(土)にもイベントが予定されているのですが、どうなっているのでしょうかね。2週間前くらいに聞いたときは「やるということだけしか決まっていない」とか言ってたけど・・・。明日あたり聞いてこようっと。まあ、アクア・ボードゲーム大会の方は聞いていないとかいいそうですが。
グループSNEのサイトの新刊案内によると、エポック社のボードゲーム5作の発売が6月上旬だそうです。ちなみに上記の幻冬舎の方では「5月に、エポック社からボードゲーム5タイトルが発売されます」ってなっているんだよねぇ。ちょくちょく発売が延びるのは何でなんだろ? たしか元々のドイツ語版に日本語のルールをつけて、ボード類にシールを貼るような代物とかじゃなかったっけ? まあ、カタン@カプコンが7月に店頭販売予定だからその辺りに合わせるつもりなのかも知れないけど。
YS以外で見たことはないので、おそらくはYSのみで配られている「ゲーム王」という8ページの小冊子があります。基本的には、表紙、巻頭(?)特集2ページ、TCG関係の情報ページの「GAME KING NEWS」3ページ、田中としひさの「おこんないでね王」1ページ、裏表紙(YSの広告)という構成の様です。で、Vol.2ではエポック社のボードゲームに1ページ割いていたのですが、Vol.5ではカプコンのカタンと指輪物語の特集に2ページほど割いていました。
ところでカタンの価格が4800円ってなっていたのだけど、4980円でなかったっけ?
5月11日〜12日9時〜17時に東京ビッグサイトで開催される「2002東京おもちゃショー」に、カプコンがカタンブースを出展するそうで、「ティーチングコーナー」「カタン大会」「ブレインスポーツ構想の発表」「カタンフラウ2期生登場」「アイドルグループ『ピカピカ』来場」が行われるそうです。
経験者用にテーブルを用意してあって、カプコンスタッフからのレクチャーの予定があるそうです。経験者向けにどういう話をするのか気になるなぁ。11日にはYS秋葉原のイベントがあるから、12日に行ってみようかな。ウィスキーカタンが置かれているかも知れないし、エポック社がボードゲームを出展しているかも知れないからね。
早速リンクをこちらへと修正していただいた方がおられたのには驚かされました。ありがとうございます。[ボドゲ雑記&雑記ノート更新]
今月の上旬に発売された英語版の操り人形。ドイツ語版から遅れること2年。今からそのまま販売しても商売にならないと考えてか職業が10個追加となったわけですが、私、まさにその商法にひっかかりまして、ドイツ語版を持っているというのに購入してしまいました。4月上旬にアメリカで出たのなら、そろそろ書泉ブックマートかYSには入荷するかな、とチェックしたところ「YS秋葉原で発見」→「即買い」となりました。ちなみに価格は3190円(税抜き)。PS広島で来月に入荷するのも知っていたけど、送料とかを考えたらこの値段でもありかな、と判断しての購入です。まあ、操り人形の評価がうちの周りでそれほど高くないので、プレイする機会に恵まれるかどうか問題ですが。
先週に引き続き、今日もまたもやYS秋葉原でボードゲーム。今回は、ウォーハンマー5卓(ショップイベント)、ボードゲーム1卓(うちらだけ)、TRPG2卓(1卓はSW。ただしメンツが集まらなかったのかプレイしていなかった。もう1卓のタイトルは未確認です)。今回はまず少し前に手に入れつつも放置したままだった1830から始めることに。
「1830」とは、アバロンヒル(AH)の鉄道&株ゲーム。最初にプレイ順を決めるために引くカード以外に運の要素がまったくないという代物であります。ゲームは最初、プライベートカンパニーの購入から始まります。一番安い会社を購入するか、それよりも高い会社にビッドをするか、パスをするかというのを繰り返していきます。ビッドしたものは、その時点で最も安い会社が購入された時にビッドした人たちの間でオークションを行います。そして全てのプライベートカンパニーが誰かプレイヤーの手に渡ったら、株ラウンドへと移ります。
株ラウンドで各プレイヤーは株の売買を行います。各会社の最初の株を購入したプレイヤーは社長となりますが、まだ会社としては機能しません。というのも、株の60%が銀行から買われて初めて鉄道会社として動き始めます。全プレイヤーが株ラウンドでやることがなくなったら続いて運行ラウンドです。各会社はタイルを置いて線路を延ばしたり、大都市にトークンを置いて拠点を作ったり、運行して収益をあげたり、列車を購入したりします。あがった収益は株主に分配するか会社の金にすることが出来、その対応で株価が変動します。ちなみに株が売却されたり、プレイヤーの手に全ての株が渡っている場合にも変動します。
基本的には株ラウンドと運行ラウンドの繰り返しです。ただ、ある程度列車が買われると新しい列車が現れて古い列車が廃車となってしまいますのですが、鉄道会社は必ず列車を持っていないといけないため、会社所有の列車が全て廃車となった時にその時点で一番古い列車の購入が義務づけられます。この時、会社の資金が足りない場合は社長のポケットマネーで支払い、もしこれも足りない場合は破産ということでゲーム終了となります。また、銀行にあるお金がもし全部出払ってしまった場合も、終了となります。
さて、プレイの方ですが、やはりその場でいきなりプライベートカンパニーのどれにビッドする?って聞いても分からないと実感。6人プレイだったので各プレイヤーに1社ずつ渡り株&運行ラウンドへ。6人だと一人で会社を創業できない(60%株を持つことが非常に困難)という問題もあり、他人がうまくのってくれたプレイヤーは意気揚々と会社経営。誰にも相手にされなかったプレイヤーはプライベートカンパニーからのわずかな収入でほそぼそと暮らすと明暗を分けてしまい、結局2時間くらいプレイしたところでうち切りました、投げたプレイヤーがいたので・・・。
とりあえず「いきなり1830をやるのは無理がある」「6人プレイはバランスが悪そう」というところでしょうか。
サイコロを振って一番大きい目を出した人が次にやるゲームを決めることにしたら、さっき投げたプレイヤーが決定権を得て「ヒストリー・オブ・ザ・ワールド」を選択。まあ最近ではすっかり「重くはないゲーム」という認識になっていましたし、時間もあったのでプレイすることに。第2エポックまではまあ定石みたいなものが出来てきているのでサクサク進み、問題の第3エポックへ。何が問題かというと、プレイ中だというのに、ウルトラマンコスモスウェハース(YS秋葉原でただで配っている、賞味期限切れのお菓子)に入っているカードで盛り上がる人たちや、電撃hpを開いて(だったかな?)それ関係の話をしている人たち・・・。確かに今まで何度もプレイしているから緊張感なくそういうことをしてられるのかも知れない。また、YS秋葉原に来てから約5時間経過していて疲れているのかも知れない。でもそれはどうだ? 基本的にボードゲームをしている途中で違う本を読んだり違うゲームを始めたりされるのが嫌いでして、真剣で遊んで欲しいんですよね。って愚痴ってもどうしようもないので、兵力強化系のカードを使いわざと目立つことに。だれかつっぱしったらボードゲームに集中してくれるかな、という期待を込めて。・・・効果薄でした。
まあそんな訳で、最終的には勝利は納めたのですが、満足度は非常に低いプレイとなってしまいました。
最後に10分ぐらい時間があったのでワードバスケットで時間調整。今回は7人でプレイしたのだが、やはり場を引っ張ってくれる人がいるとそれだけでメリハリがついていいですな。
というわけで、ヒストリー・オブ・ザ・ワールドはそろそろ封印しないといけないのかなっと思った1日でした。
とりあえず、ボードゲーム関連を独立させてみました。雑記とリンクしかないですけど・・・。
こないだのプレイでパーツが足りないことが発覚した「カタン」ですが、サポートセンターに電話してみました。いやあ、サポートセンターに電話するのは小学生の頃に新和にD&D®のことで電話して以来で緊張しましたね。新和の時の様に「もしもし」って言ったら「♪かめよ、かめさんよ〜」とか歌われるのではないかと。でもさすが大企業、そんな展開はなく、不足していたパーツと住所・氏名を伝えたら「明日の昼には届くように送ります」だって。うわっ、ちゃんとしてる。これで届かなかったら面白いのですが・・・。※ちゃんと20日に届きました。
今までボードゲームをプレイするというと、知人の家でプレイしていたのだが、そこがいかんせん狭い。そこで次にやるときはどっか公民館の類を借りようという話をしていたのが3月。で、場所探さな、って思っていたらイエローサブマリンRPGショップというのが秋葉原に出来、しかもプレイスペース付きと来たもんだ。それは利用せねば、ということで利用してきました。
ちなみに9卓あったのですが使用されたのが5卓で、その内訳がボードゲーム1卓(=うちら)、TRPG4卓(D&D3E、ガープス、トーキョーNOVA、新世黙示録)でした。
最初にプレイしたのは、カプコン版の「カタン」。ゲームマーケットで購入したはいいものの、未開封のまま放置しておりました。そのため、いざプレイしようとしてから気づくパーツ不足。しかも道が5本も足りないなんて・・・。でもそれほど致命的ではないだろうということでスタート。
ドイツ語版と比べてまず気になったのが「パーツ(道、開拓地、街、盗賊)が小さい」こと。ちょっとうっかりすると紛失しそうな代物でした。続いて気になったのは「プラスティックケースに入れたままサイコロを振るとうるさい」し、音を気にすると「ちゃんと振れない」ことでした。一時はプラスティックケースから出してプレイしていたのだが、結局プレイ中にサイコロ2個とボーン駒(盗賊の代用)を購入してしまいました。プレイはダイスが偏ったのか、すごく偏った展開で終了。なんかパーツのちゃっちさがやる気に影響していたかも。どうせプラスチックなんだから、道と開拓地がくっつくみたいな感じには出来なかったのかな?とか思ってしまいます。まあ値段が上がってしまうでしょうが。何にしろ、手元のパーツで妖怪ポスト(道を立ててその上に開拓地を置くこと)が作れないのは致命傷かと。それとも、あいている手番中にパーツで幾何学模様を作っても良いというオプションルールはなしですか。
JAGA(日本ゲーム協会)の会員の創作ゲームの「ワードバスケット」。スピード感のあるしりとりといった感じのゲームです。
各プレイヤーにカードを5枚配ります。そして全員の中央に山札からカードを1枚どんぶりの中にオープンにしてゲームスタート。各プレイヤーは、その場にあるカードで始まり、手持ちのカードで終わる3文字以上の言葉(普通名詞)を言いながら、どんぶりの中に入れます。そして手持ちが1枚になったら「リーチ」といい、最後は4文字以上の言葉を言って「あがり」です。また、手札が悪い場合は、手札全てをどんぶりに入れ、その枚数+1枚引く「リセット」というのもあります。
さて、ワードバスケットをプレイしたのですが、これがまたものすごいことになってしまいました。固有名詞不可を厳密にやってみたために、全然スピーディな展開にならない。そのくせ、3回目には「秋葉原で聞きそうな言葉限定」なんてものにしたから、恐ろしく時間がかかってしまいました。おかしいなぁ、軽いゲームとしてプレイしたハズなのに・・・。
軽いゲームをやろうという雰囲気になり、続いてプレイしたのがメキシカ。前回、「他人が入れないように邪魔をするゲーム」みたいな書き方をしたのですが、おすすめできないことが分かりました。今回、とにかく他人が入ってこないように運河を太くするプレイヤーが続出で、前半が終了した時点での残り運河タイルが「1」の運河3枚だけ、という状況になってしまい、後半に入り、関係ない場所に運河を置いて終了という、すっきりしないプレイになってしまいました。
メキシカのプレイ中に参加者の知り合いが来たので、その人も加えてワードバスケットで再戦。まだまだ慣れていないせいか、またぐだぐだな展開になってしまった。うーむ、引っ張る人がいないとどうもぐだぐだな展開になってしまうみたいだ。
さてさて、今度こそ軽いものを、ということでプレイしたのが「カルカソンヌ・川拡張&追加セット」。まず川拡張の説明から。これは以前無料配布されたもので、現在はネット上にある画像ファイルをDLして自作するか、アメリカで販売している「川拡張付き」を買うしかないことになります。内容物は「タイルが12枚」だけで、スタートタイルを置き、エンドタイルは脇に置いて、残りのタイルを裏向きにシャッフルします。そして、スタートプレイヤーから順にタイルをめくり配置。そのときに駒を配置しても良く、全てのタイルを置いたらエンドタイルを置いてスタートです。
で、追加セットの方なのですが、6人目の駒、各色1つずつ大きい駒、追加タイルで構成しています。6人目の駒は言うまでもなく6人でのプレイを可能にしたものです。また、大きい駒は通常の駒と同じ使い方をするのですが、得点を計算するときには駒2つ分として計算します。そして追加タイルでは、道や都市の価値を変えるものが追加されました。宿屋付きの道は点数計算時に1タイル2点として計算します。ただし終了時までに完成しなかった場合は0点となってしまいます。また、都市の価値を高める大聖堂付きの都市。これのある都市は1タイル3点になりますが、やはりこれも完成しなかった場合には0点となってしまいます。
プレイして思ったのは、広いってことでしょうか。それもそのはず、約4割増しですからね。でそれぞれの拡張についてですが、川拡張はまあ特にあってもなくてもいいかなって感じでした。一応はこれが真ん中にあるので大きい都市ができにくいはずですが、それほど抑制できているとも思えないですし。続いて追加キットですが、大きい駒はありですね。大きくなった都市などに割り込めるというメリットは大きいと思います。そして追加タイルの方ですが、まだ判断できないという感じです。確かに宿屋付きの道のおかげで道の価値が高まったのはいいことだと思いますし、未完成で0点と言っても完成しやすいですしね。で、大聖堂の方なのですが、序盤にこれがでるとまずその都市は完成するでしょうし、差が広がるだけな気がします。中盤以降であれば未完成の可能性が出て、それはいいと思うのですけどね。
休憩というか食事タイムを少し入れプレイしたのが「モルゲンランド」。各プレイヤーは8つのチップ(1,2,4〜9)を持っています。このチップをスタートプレイヤーから順にボード上の15カ所のいずれかに裏返しで置いていきます。そして全てのプレイヤーが置いたら、順にオープンして行きます。まずドラゴンの財宝がある洞窟が5カ所からオープンします。最初にそれぞれのドラゴンが所有している財宝が決まっていて、置いたチップの合計が多いプレイヤーから順に高い財宝を手に入れます。それを5カ所チェックしたあと、魔法カードの入手、アーティファクトの使用回数の追加、財宝の交換、スタートプレイヤーの変更という効果が発生する街の4カ所チェックします。続いて番人をチェックして番人の数字以上(不足時は金で解決可能)のプレイヤーは、宮殿に入ることが出来ます。宮殿5カ所にはそれぞれアーティファクトがあり、そこに置かれたタイルの多いプレイヤーはそれと同数の財宝を払うことで購入できます。ちなみに置かれたチップの数が支払いに使える財宝の種類となるので、同じ場所に複数置くメリットがある訳です。そして、全てのアーティファクトがなくなるまで行い、もっとも多くアーティファクトを手に入れたプレイヤーの勝利となります。
上の文ではくどくど書いてありますが、要は読み合いのゲームです。いかに他人の置いたチップを予測して効率よく効果を得られるかということになります。また、特殊効果を発揮するアーティファクトや魔法カードは好きなタイミングで使用できるので、いきなりチップが増殖したり、財宝がなくなったりとメリハリのある展開になったりします。
2回ほどプレイしたのですが、読み合いが面白いですね。ただ、序盤の展開はちょっと気になりました。序盤は手持ちの財宝が少ないので財宝のためにチップを洞窟に配置するのですが、そのため宮殿に置かれるチップが少なく、結果1や2でアーティファクトが購入できるということが多く、序盤でのアーティファクトの入手がちょっと容易すぎるような気がしました。まあ心地よい読み合いのゲームで、直接的な他者への攻撃もあまり少ない点も含めて楽しめるのではないでしょうか。結局2回ほどプレイし2回とも勝てませんでした。
11時30分に始めた今回ですが、気づくと19時半ぐらいで、残すところ1時間ちょいとなりました。そこで持ってきていたがまだ未プレイ・未インストのプエルトリコやフィレンツェの匠ではなく、カタンとワードバスケットをプレイ。カタンは初プレイ向けのマップでプレイ(配置は自分たちでやりましたが)。そしたらまあバランス良く展開していき、僅差で終わりました。最後にもうすっかり軽いという印象がなくなってしまったワードバスケットでシメ。やはり微妙なあまり時間の調整にはいいですな。
YS秋葉原のプレイスペースはまあ多少は他人の目も気になりますが、あまり人もいないですし(失礼)、それほど気にはならなかったですね。そんなわけでまた利用しようかと思っています。